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Vol.17 人に好かれたいのだけどどうしたらいいの

みなさんの仕事に影響を及ぼす外的要因についてなにが上げられますでしょうか。


それぞれ個人差はあるかもしれませんが、上司、同僚、部下等の対人関係に影響されることが多いのではないかと考えています。


仕事を通して人間関係に悩んだことはありませんか。


仕事をする上で上司や同僚に褒められると嬉しくなますよね。

また、先に述べた方々もそうですが取引先やクライアントに仕事ぶりを評価されて嬉しくない人はいないのではないでしょうか。


それは脳に「報酬系」と呼ばれるシステムが存在するのです。

何らかの欲求が満たされるときに活性化し、その個体に「気持ちいい」感覚を与えること。脳にはドーパミンをを得やすいように、自ら構造を変えていく性質があるということです。



職場や個人の日常においても承認欲求が満たされればより質の高いパフォーマンスを引き出すことが可能になります。



今回は相手の承認欲求を満たすことで、人に好かれるコミュニケーションについて書き記していきたいと思います。




承認を与える人になるためにはどうすれば良いのか。


そうは言ってもどこかで見返りを期待してしまったり、人に与えるばかりで損をするのではないか、自分が満たされないのではないかと不安に駆られるかと思います。


しかし心理学の用語で「返報性の法則」というものがあります。


その1つとして「好意の返報性」とも言われている、自分の受けたそうにん(好意・行為)に対してお返しをしなければならないという心理が働くとされています。


1.与えた承認は自分に戻ってくる


例えばTwitterなどのSNSで「いいね」をよく押してくれる人に対して、自分もその人の投稿を見かけたら「いいね」を押してあげたいと思う。


この様な、日常の小さなことでも、何かしてもらった承認・行為に対してお返しをしようという意識が私たちにあるのです。


あなたが、相手のためにと承認を与えることは、相手からの承認が「何らかの形」であなたのところに戻ってくるのです。



相手にどうしてもらいたい、という見返りを期待して行うのではなく、まず自分が相手に承認を与えることにフォーカスしていきましょう。



2.与える基準(レベル)を高くする


人から好かれるために、承認をただ与えればいいというものではありません。


周囲を同じレベルで与えていれば、その他大勢の1人になってしまいます。


あなたがその中で際立って信頼を得て、人に好かれる存在になるには、その基準を高める必要があります。


「誰でも」できる何気ない承認の行為であっても、「誰よりも」高いレベルで行なっていきましょう。



例えば、

・承認の言葉や行為は、いつもの5倍、10倍を意識する

・日によって帰るのではなく、いつも徹底して与える

・ここまでやってくれるのか、と相手が驚くレベルまでやる



あなたが誰かに頼み事をしたとします。


期待以上のことをしてもらったのなら、「自分のためにここまでやってくれたのか」と嬉しくなるでしょう。


反対に、頼み事を忘れられたり、雑に対処されたら「自分は軽んじられている」と感じるのではないでしょうか。


相手に対してとったら行動だけではなく、相手と関わる姿勢そのものが承認につながります。

その基準を高めてこそ、より多く、強く相手の心を満たすことができるのです。



まとめ


人から好かれたいという気持ちは、私たちの存在自体に影響する、大事な欲求です。

好かれる人でありたいと多くの人が願うのは、とても自然なことです。


この背景には、私たちの誰もが持っている「承認欲求」が大きく影響しています。

この欲求が満たされていないと、私たちは自信をなくし、人との関わりに不安を感じ、税心的にも落ち込んでいきます。


それほど私たちは「承認」を必要としているのです。


つまり、人に好かれるための秘訣とは、この欲求を満たす「承認を与える」こと。


残念ながら私の周りにも「人のことを褒められない人間」、「承認できない人間」もいます。

そういう方々の存在も私にとってはありがたく、反面教師にさせていただいています。


みなさんもぜひ、友人や家族、同僚の承認欲求を満たすことを実践してみてください。


 
 
 

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