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Vol.3 ゴール志向

更新日:2021年6月17日



私が社会人になる少し前、

就活している中でふとある疑問が頭に浮かびました。

『どうして働くんだろう???』


みなさんは何故だと思いますか?


考えるまでも無く

私自身は『お金』の為でないかと結論付けました。


中にはお金ではなく、

経験や働き甲斐、キャリアを積みたいなど、

理由は様々かと思います。


しかしやはり、お金もしくは生活のために働くと考える方が多いのではないでしょうか。

かくいう私もそうでした。笑


ここで、「マネジメント」の言葉をこの世に大きく拡げた、

ピーター・ドラッカー氏の著書に興味深い記述があります。


事業体とは何かを問われると、大抵の企業人は利益を得るための組織と答える。

大抵の経済学者も同じように答える。

この答えは間違いだけではない。的外れである。

利益が重要ではないということでもない。

利益は企業や事業の目的ではなく、条件である。

(引用『現代の経営』ダイヤモンド社出版)



つまり、会社が存在する理由というのを利益のためとするのは的外れ。

ただ、利益が重要ではないということではなく、

あくまでも会社の真の目的のために存在するものである。


先ほどの働く理由という個人の思考にも落とし込みをするならば、


働く理由が「お金」という目的ではなく、

「生活レベルの向上など、お金を使ってなにを得るか」

ということが真の目的なのだと思います。


つまり、利益の最大化は真の目的ではなくて、

目的を達成するための手段であるのだということですね。


更に分かりやすくするため、

ダイエットに当てはめてみましょう。


『なぜ、ダイエットをするのか』という問いに対して、

漠然と『痩せたいから』というのは、目的ではありませんね。


"痩せるためにダイエットをすること"はただの手段であり、


真の目的は

・痩せてモテたい。

・痩せて体調管理を維持したい

・おしゃれな服を着たい

などといった理由が本当の目的として背景に存在しているはずなのです。


結論として、


何事にも、どんな行動にも目的があるはずなのに、

手段や通過点を目的として誤認してしまう。


その結果本当の目的を見失ってしまうことがあるということ。


しっかりと目的を捉えることができる人とそうでない人とでは、

ゴールを明確に認識しているかどうかにも差が出てくるので、

パフォーマンスやコミットメントにも差が出てくる場合もあります。


みなさんはどうでしょうか?


言われてみれば……と気付きを与えられたら幸いです。




話は変わりますが、

先日地元に戻ってゆっくりしたのですが、

夕焼けがあまりにも綺麗で、写真に収めていた様子を撮られてしまいました。笑


なかなかいい写真だと思うので、

共有させていただきます♪



代表 甲斐大雅 KAI TAIGA





 
 
 

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